こんにちは、えだです。サラリーマン店長のわたくしが、「実際にやってみて効果があった方法」をご紹介しています。
みなさんは「フレンド(友達)」×「エネミー(敵)」=「フレネミー」というあだ名がぴったりの、ずるい同僚に悩まされたことはありませんか?「フレネミー同僚」は仲間を装いつつ、隙あらば自分だけがのし上がろうとする奴です。もはや社内の「ライバル」ではなく「敵」といえるでしょう。
本記事では、フレネミー同僚の見分け方と対処法を紹介します。ずるい同僚に悩まされている方は、ぜひ最後まで読んでください。
フレネミー同僚の特徴
フレネミーは以下の特徴を持っているので、あなたの周りをよく観察してみましょう。
- 自己中心的でプライドが高い
- ウソをつくことに抵抗がない
- 勝つためには手段を選ばない
順に詳しく説明していきます。
プライドが高い
フレネミー同僚は表向き謙虚ですが、裏では非常に「自尊心=プライド」が高いのが特徴です。なぜなら、彼らにとって周りの人間は、自分より下位な存在と思い込んでいるからです。
そのため、「虚勢を張る」「弱みを見せない」「ミスを潔く認めない」など、随所に傲慢さが目立ちます。フレネミーは、異常な自尊心を持つ人物です。
ウソをつくことに抵抗がない
彼らはためらわず、自分が楽をするためのウソ・保身のウソ・後輩や同僚を貶めるウソをつきます。その行為が信頼を失うことや、人を傷つけているとがイメージできないのでしょう。
「周囲の悪いうわさを流す」「真偽がわからない自慢話」「お世辞」など、自分の評価を上げたい一心の表れです。それゆえコミュニケーション能力が高く社交的だ、という周囲の評価もあります。しかし、よく聞くとつじつまが合わない話が多いのです。
勝つためには手段を選ばない
フレネミー同僚は、「損得勘定」や「勝ち負け」のみで物事を判断します。「勝つこと」に異常に執着する理由として、「奪う」「邪魔をする」「蹴落とす」ことが快楽だからです。まさに「勝てばよかろうなのだ!」By Dio
しかも、誠実さを最初から持ち合わせていないため。正々堂々とした勝負は避け、不正行為を得意技としています。ただ、その先のことを考えられない「おバカさん」なのです。
フレネミー同僚の得意技と具体例
職場でのフレネミーに関する事例は、さまざまなビジネスシーンで見られます。以下に一般的な具体例を挙げます。
得意技 | 技の説明 | 具体例 |
情報操作 | 必要な情報を意図的に隠し誤解を招く形で共有する | ミーティングの決定事項を歪めて伝えミス・トラブルが起きやすくする |
レッテル貼り | 過去の出来事を引き合いに出しネガティブなイメージを植え付ける | あたかもそうゆう人物であるかの批評を交え一種に働くメンバーに注意するように指示 |
成果の横取り | 人の成功事例をあたかも自分が行った結果として発表する | チームで取り組んだプロジェクトの成果を自分の手柄として上司に報告 |
悪意ある噂話 | 事実無根または誇張された悪い噂を周囲に広める | 「でたらめな仕事ばかり」「セクハラやってるみたい」などと吹聴 |
手のひら返し | 協力すると見せかけ重要な場面で裏切る | 共同作業中に自分が不利になる条件がわかるとすぐに離脱 |
このような善意を悪意で返す同僚が身近にいることは、由々しきことでしょう。とはいえ、業務上コミュニケーションを取らなけければならないのがつらいところです。
フレネミー同僚の見分け方
フレネミー同僚の見分け方は、以下が判断基準です。
- 人の失敗を喜んでいることが隠しきれない
- プライベートを聞きたがる
- 立場が弱い人をそばに置きたがる
一つでも当てはまる場合は警戒が必要です。それぞれポイントを解説します。
人の失敗を喜んでいることが隠しきれない
フレネミー同僚は人の「失敗談」や「不幸話」を聞くと、嬉々として瞳孔が開き変なテンションの上がり方をします。彼らは他人の悲劇を栄養素するサイコパスなので、心の底から湧き上がってくる喜びを抑えることができません。
業務上の「ミス」「トラブル」「クレーム」などが耳に入ると、心配を装いアクティブヒアリングで近づいてきます。そしてその話を周囲に広めて傷口に塩を塗るという、さらにテンションアップを狙ってきます。
プライベートを聞きたがる
プライベートに興味津々な人物には、だいたい裏があります。「生い立ち」「家族構成」「趣味」などの話を聞き出し、弱みになりそうな部分をリサーチしているのです。
苦手な人・昆虫・食べ物の話を引き合いに出し、面白おかしく人の弱点を職場に浸透させます。よく悩み相談にのる提案をしてきますが、単に人が苦む・困っている・悲しんでる姿が見たいのでしょう。
立場が弱い人をそばに置きたがる
フレネミー同僚は、自分より立場が弱い人をそばに置きたがります。新人や後輩の育成係を快く引き受け、一見「後輩思いで面倒見がいい人」という印象を受けます。しかし、目下の人に先輩風を吹かせ優越感を味わいたいのが本心です。
「仕事のダメ出しやアドバイス」をしながら、巧妙にパワハラをカモフラージュしているのでしょう。自分より弱い者を、生かさず殺さずコントロールします。
フレネミー同僚の対処法
フレネミー同僚に同情は禁物です。できるだけ冷静に、以下の対処法を実践しましょう。
- 悩みを共有しない
- 業務上のやりとりをオープンにする
- プライベートを遮断し自滅を根気よく待つ
一つずつ順番に説明します。
悩みを共有しない
フレネミー同僚に仕事や家庭の悩み・職場のグチや悪口を共有することは、非常に危険です。なぜならフレネミー同僚は、告げ口(チクリ行為)によって人の評価を下げようとするからです。
うっかりLINEなどで悪口をやりとりしてしまうことがありますが、それらのデータは明確な証拠として悪用されます。フレネミーに冗談でも本心を漏らすことは、絶対に避けるのが賢明です。
業務上のやりとりをオープンにする
フレネミー同僚が絡んだ業務上の案件は、「社内メール」「日報」など第三者がわかるようオープンする必要があります。「問題」が起きたときに濡れ衣を着せられることや、「成果」が生じたときに手柄を横取りされることがあるからです。
特に担当者があいまいで数値化しにくい業務は、フレネミー同僚の報告次第で彼らの功績にされてしまいます。事の成り行きを誰が見てもわかるようにし、不正を防ぐことが肝要です。
プライベートを遮断し自滅を根気よく待つ
フレネミーであることが確定した同僚には、「仲間ではない」という意思表示を明確にするべきです。彼らは仲間であるという相互認識を利用してダマしてきます。仲間を売ることで評価されるフレネミーは、仲間がいなくなると自滅に向かいます。
具体的には、仕事はオープンにしつつプライベートは完全に遮断するという手法です。完全に孤立させることが狙いです。実際わたくしの職場にも、ろくな仕事をしない巧妙なフレネミーが数名いましたが、この手法で自ら去っていきました。
まとめ
フレネミー同僚は表面上協力的ですが、裏では足を引っ張り陥れようとする人物です。プライドが高くウソつきで不正な手段で勝つことを得意技にしています。深刻なフレネミー被害に苦しんでいるなら以下の方法を試してみましょう。
近しい人が自分の味方である、というのは思い込みかもしれません。期待や信頼を裏切られる悲しい話ですが、現実を受け入れる覚悟が必要です。
この記事が悩める中間管理職の明るい未来のために、微力でもお役に立つことができれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
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