こんにちはえだです。
中間管理職の悩みを解決するために、サラリーマン店長であるわたくしえだが「やってみて効果があった方法」をご紹介します。
職場に笑顔が少なく雰囲気が悪い…
緊迫した状況を和ませたいけどいいアイデアが浮かばない…
職場でおもしろいことを言ったつもりでもスベることがありませんか?
わたくしは今でもよくあります…
ただ、ユーモアスキルを状況によって使い分けると、効果的に職場で人を笑わせることができます。
実際わたくしの職場でも殺伐とした雰囲気になるときがありますが、深刻な雰囲気になる前に「ユーモアスキル」を発揮し、比較的スムーズに仕事ができるようしています。
ユーモアを勘違いしているパターンね…
年中ヘラヘラしていたい!
ユーモアスキルが職場に必要な理由
ユーモアで深刻な状況を回避できる
ビジネスでは大した問題でもないようなことも、案件によっては深刻な状況に陥ってしまう場合があるため、職場にはちょうど良いユーモアスキルが必要です。
職場はお金が発生する場所なので、基本的に真剣に立ち振る舞わなければなりませんが、常に緊張した状態で仕事をしても雰囲気が悪くなるだけで良い結果は生まれません。
さすがに仕事中いつもヘラヘラしていると、周りに良くない印象を与えてしまいますが、「上品でおしゃれな笑い=ユーモア」は周囲を和ませます。
上品でおしゃれな笑いで周囲を明るくすることができれば、ちょっとした問題や意志疎通のすれ違いがあったとしても、たいていの場合そこまで深刻にならずに済みます。
ユーモアで職場の人間関係がよくなる
ユーモアでいい感じに人を笑わせることができれば、まず嫌われることがないので職場の人間関係は良くなります。
人を笑わせるということは「快の感情」を提供することにもなるので、常にユーモアを持って職場の人に接していると、おのずと相手からの印象も良くなるからです。
話していて印象が良い人というのは相談や頼みごとをしやすい人と認識されることが多く、お互い協力して業務をすすめたり連携で作業することも増えていきます。
つまりユーモアによって職場の人を笑わせたり喜ばせたりすることができれば、チームワークが円滑になり、職場の人間関係も良好になります。
ユーモアで仕事の成果が出やすい
ユーモアによって職場の雰囲気が良くなると、個人のパフォーマンスも向上し、成果が出やすくなります。
ユーモアは悲劇的な出来事を喜劇的に変換する発想ともいえるので、ポジティブなアイデアが出やすく、ひいては良いサービスや製品を生み出すことにつながります。
良いサービスや製品を作るためには「トライ&エラー=試行錯誤」を繰り返さなければなりませんが、エラーを悲観的にとらえるとトライしづらくなる雰囲気になるのは当たり前です。
つまりユーモアスキルを活用することにによって「失敗」という結果を軽減し、「挑戦」という過程を何度も促すことが重要です。
ユーモアスキル3選
ユーモアスキル1.「緩和」
大笑いした後のスッキリした感覚は、多くの人が経験したことがあると思いますが、そもそも「笑い」というのは緊張状態が緩和されたときに起こるものだそうです。
つまり人を笑わせるには緊迫した雰囲気から一転解放する必要があり、緩和のユーモアスキルとはストレスのかかった状態を緩和する技術といえるでしょう。
例えば上司が「大変だ、この資料を誰がつくった?」と呼びかけると、作成者は恐る恐る「…私です」と名乗り出てきます。
そこで一転「素晴らしい。この資料もお願いします!」と依頼すると、その場はホッとした笑いが起こります。
つまりあえて緊張状態を演出し、緩和する一言を、タイミングよく発するのがポイントです。
ユーモアスキル2.「共感」
「嫌いな上司あるある」でディスりまくったあとは、スッキリとした気持ちで仕事に打ち込めるという経験がみなさんあると思います。
ある共同体の構成員どうしが負の感情に共感して一緒に笑うことは、快の感情を誘発してストレスを発散する典型的パターンです。
ただしこの手法は単なる「悪口」「イジメ」「いやがらせ」につながってしまうため、意識して「日常によくある現象=あるあるネタ」に誘導する方が得策です。
「忙しい中ようやく電話に出たとたんに電話が切れる」や「外国人に説明が伝わるか心配していたら日本語ペラペラだった」など、誰もが共感できるネタを探しておきましょう。
ユーモアスキル3.「自虐」
人がおっちょこちょいな失敗をしたところを目撃した時に思わず笑ってしまう経験をしたことがあると思います。
これは人間が「優越感」や「安心」という快感情を得ることよって笑いが生み出されていると思われますが、距離がある相手の警戒心を解く場合にも有用です。
しかも「自虐ネタ」や「失敗談」は恥ずかしいという気持ちを乗り越えて、本当にあったことを普通に話すだけでほとんどスベることはありません。
ただしドジな話、やらかした話は使いすぎると「いつもミスしている人」「常に心配されたがっているウザい人」と思われてしまうので注意が必要です。
ユーモアスキルを使うタイミング
職場が緊迫しているとき→「緩和」
ちょっとしたストレスが職場に立ち込めている状態が緩和のユーモアを発するタイミングです。
業務がスムーズにすすんでいないときや、ピンチに陥っている時は誰しも緊張して不安な状態なので、ストレスから解放されると笑いを隠しきれません。
緊張している新人に「まだ武器が木の棒レベルなので無理はダメ」や、なかなか仕事の成果が出ず空回りしているときなどは「チェーンが外れてる」と表現すると緊張を緩和できます。
つまり、職場が緊迫してストレスを感じている人が多い状況では「深刻になりすぎずにリラックスしていきましょう」という「応援のメッセージ」を伝える絶好のチャンスです。
仕事がなくヒマなとき→「共感」
仕事がなくヒマなときは雑談をするチャンスなので、共感のユーモアで場を和ませるにはちょうど良いタイミングです。
やることがないときは誰かの悪口を言って共感の笑いを誘うよりも、「スッキリした話」や「ホッとした話」などを共有した方が前向きな気持ちになります。
今後の仕事につながりそうな有益な情報や、リラックスしてもらえるようなあるあるネタがあれば一番良いですが、無い場合は「好きなものランキング」や「どっち派?」などの話でお互いの共感ポイントを探すのも効果的です。
業務がひと段落して時間を持て余しているときは「あなたとわたしは仕事仲間なので協力し合いましょう」という「共存のメッセージ」を伝える絶好のチャンスです。
ちょっとしたミスが起きたとき→「自虐」
笑っている場合でない大きなミスが起きた時はもちろん避けるべきですが、ちょっとしたミスやトラブルが起きた時は自虐ユーモアの出番です。
ミスをしてしまった人をフォローする意味があり、職場の信頼関係を良好にするための絶好のチャンスでもあるからです。
例えば仕事に遅刻してしまったり、取引先を怒らせてしまったり、ちょっとしたミスやトラブルを起こして落ち込んでしまっている人には自虐ネタが効果的です。
ちょっとしたミスが起きたときは「大したミスではないので落ち込まないでがんばりましょう」という「励ましのメッセージ」を伝えるチャンスです。
まとめ
難易度の高い問題に取り組んでいるときや、真面目に議論をしている最中にこそユーモアスキルは必要です。
一緒に笑うことで同僚との親近感や信頼感が増し、モチベーション維持やストレス軽減につながるからです。
真剣勝負で利益を生み出そうとしている緊張状態こそ「笑い」が起こりやすいシチュエーションであり、ユーモアは目標の達成を助けてくれます。
上司に「無茶振り」をされたときも、「最善を尽くします。もしできなかった場合は……笑ってください!」で、乗り切りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が悩める中間管理職の明るい未来のために、微力でもお役に立つことができれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
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