こんにちはえだです。
中間管理職の悩みを解決するために、サラリーマン店長であるわたくしえだが「やってみて効果があった方法」をご紹介します。
暴言を浴びせる上司…変なウワサを拡散する部下…頭痛い…
ネチネチとクレームを繰り返すこのお客さんは一体何者…
わたくしも上記のような悩みがありましたので、解決策を模索しました。
ネガティブな情報を発する人の言葉を受け流すことができず、苦しい思いをしたことがありませんか?
そんな時は、他人との価値観の違いにを当然のこととし、ほどよい鈍感力である「スルースキル」を身に付けるのがおすすめです。
スルースキルは、「この人はそういう考えの人だから」と割り切ることができます。
雨が降ると分かっていれば傘を持ち歩いたりするのと同じように、違う価値観を持つ相手だと分かっていれば、ストレスを感じる前に対処することが可能です。
一年前の出来事をほとんど覚えていない…
スルーしすぎだろ…
スルースキル高い人の特徴
仕事の優先順位が明確
スルースキルが高い人は仕事の優先順位が明確なので「切り替えが早い人」とも言えます。
仕事には時間がかかる仕事とすぐ終わる仕事があり、同時に重要な仕事とそうでもない仕事が混在しているため自分が何をするべきかを状況に応じて判断する必要があります。
そして緊急で重要な仕事から着手し、急ぎではない重要度の低い仕事を後回しにすることで、仕事の優先順位が明確になり、「業務のゴール=目標」もハッキリします。
つまりスルースキルが高い人は自然に目標に向かって進む習慣がついているため、周りの情報にそもそも振り回されにくいのが特徴です。
嫌なことを言われても気にしない
スルースキルが高い人は、同僚からの悪口や、お客様からのグサッとくるような一言を言われてもあまり気にしません。
なぜなら情報を鵜吞みにせず疑うという行為が習慣化されていて、その情報が本当に正しいのかを吟味することが優先されるため、ネガティブ情報の攻撃性を必然的に和らぎます。
仮に上司に「無能」と罵られたとしても、他の情報と比較しながら検証し、改善できるところは素早く改善し、どうしようもないことに関しては開き直るという処理の道筋が自分でできています。
つまり、スルースキルが高い人はネガティブな情報に対してはよく吟味して解決策を模索し、「解決不可能なものに関してはあれこれ悩まない」のが特徴です。
重要な情報はスルーしない
いくらスルースキルが高いからと言って、重要な情報はスルーしないのが特徴です。
なぜなら自分の役割が明確にわかっている人は、自分にとって有益な情報と有害な情報を見分ける能力が高いからです。
例えば中間管理職であれば、トラブル処理や、感情のコントロール、コミュニケーション、人材育成などに関する、日常の業務に活用できる情報は日ごろから収集する癖がついています。
つまり、スルースキルが高い人は自分に必要な情報だけ取り入れて、ムダな情報を排除するという「情報を取捨選択する能力」が自然に備わっています。
スルースキルが必要な時
業務に関係ない情報
ムダ話や、根拠のないウワサ話ほとんどは聞き流して大丈夫です。
なぜなら業務に関係ない情報は時間の無駄であるばかりか、他の人の誹謗中傷に加担したとみなされるケースがよくあるからです。
例えばプライベートな話や趣味の話は、フレネミー同僚などのモラルの低い社員に伝わってしまうと本人のいないところで大げさに吹聴されてしまうリスクがあります。
つまりプライベートな会話はそこそこにとどめておくべきですし、職場で業務に関係のない話を延々とする人とは距離を置いたほうが賢明です。
悪口や暴言
職場だけでなく、暴言や悪口を真に受ける必要はまったくありません。
議論などで悪口暴言を吐く人は建設的な意見を持っておらず、ストレスをぶつけて発散したいという欲求に支配されているだけだからです。
例えば意見がぶつかるのであれば、冷静に議論して折衷案を模索するというのが建設的な議論であり、悪口や暴言を口にした時点で、お互いが納得のいく着地点は存在しません。
つまり、建設的にものごとをすすめようと思うのであれば、自分自身悪口や暴言は使うべきではありませんし、基本的に他人が発する悪口や暴言はスルーして問題ありません。
信憑性のないフェイク情報
今日の超情報化社会に生きるわれわれは、世間に出回っている情報を半分信じ、半分疑うという習慣が必要です。
なぜなら今日の情報化社会では、商品やサービスを売るための「ウソ・大げさ・紛らわしい」情報がある程度許容されている世の中だからです。
例えばSNSやインターネット、テレビCMやマスコミ、エンターテイメントの業界などもフェイクニュースが混在しており、しかもそれらを楽しみに生活している人たちが多いのが実情です。
つまり、全てが真実であることは非常に少なく、世に出ている情報は、他の情報と比較して信憑性を確かめることが大前提となっています。
3つのスルースキルトレーニング
「トイレに流すイメージ」トレーニング
無益な情報はトイレに汚物を流すイメージトレーニングを常日頃しておくと、感情的にならずに済みます。
なぜならどうでもよい情報を頭の中に入れてしまうと、本当に重要な情報が頭に入ってこず適正な判断ができなくなってしまうからです。
例えば、つまらない映画一本を見終わったところで、すべてのシーンの詳細を記憶しておくといったことはほとんどないのと同様に、情報を削除するトレーニングが重要です。
つまり、日頃からどうでもよい無益な情報は秒速で忘れる練習をしておくと良いでしょう。
「キャラ化」トレーニング
どうしても苦手な人や嫌いな人はマンガやアニメやゲームのような別の世界のキャラクターに仕立てるという方法もあります。
なぜならどんなに悪い印象の人でもキャラ化することによってコミカルでかわいい感じのイメージになり、不快感がやわらぐからです。
例えば序盤ですぐ死んでしまうザコキャラや、のちに良い人に変化するラスボスなど、設定は自由自在ですが、よりリアリティーがある方が個人的には楽しめます。
つまり、プライベートで関わることのないモンスターカスタマーやイエスマンやパワハラ上司などは深く考えすぎず、キャラと接している感覚でちょうど良いと思います。
「無害なサイコパス」トレーニング
サイコパスというと猟奇的な変人を想像しますが、実は他人に害を与えない「無害なサイコパス」も一定数存在するようです。
サイコパスと呼ばれる人たちは自分本位で考える性格なので、人が何を言ってようが関係ない、と思うのが特徴です。
他人に興味がないからこそ、何を言われても気にも留めていない人は、ある意味感情の欠落している状態ともいえますが、自分軸がブレないため安定した精神状態を保つことができます。
状況に関係なく目的のためなら手段を選ばず突き進んでいくようなサイコパス的要素は、考えようによっては自己防衛につながります。
まとめ
「スルースキル」とは必要なものと不必要なものを分類し、不必要な情報はうまく受け流す技術のことです。
今日の情報過多社会では、フェイクニュースに踊らされたり、詐欺にあったりするリスクを回避するためにも身につけておきたいスキルです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が悩める中間管理職の明るい未来のために、微力でもお役に立つことができれば幸いです。今後ともよろしくお願いします。
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